建築CADと機械CADとの違い

CADソフトを使用するときに最初に設定

CAD用ソフトの中でも最も汎用性が高いとされているのがAutoCADですが、これを最初にパソコンにインストールしようとすると設定画面でいくつかの分野から使用するものを選ぶようにとの指示が出ます。

これは同じCADであってもどういった用途で使用するかによって配置できる記号や部品が異なってくるためです。

中でも大きな違いとなるのが「機械系」と「建築系」の2つです。

この2つはCADを使用する業界の中でも特に大きなシェアとなっているので、一般的にはどちらか片方に特化した技術を備えているという人材が多くなっています。

建築系では最初の設定時より壁用の二重線や建具用のマークが設置されており、機械系では図記号や部品のデータが入っていたりします。

どちらが使えるかで就職先も変わる

素人にしてみると同じCADなんだからどちらも一緒に使えて同時に勉強できるだろうと思ってしまいますが、実務の内容はかなり大きく異なるので実質的に両方の操作方法を詳しく覚えるのは難しくなります。

ですので今後就職したい企業や業種があるなら、そちらに特化したCADを選ぶようにするのが正しい選択と言えます。

例えば機械系CADなら就職先としては産業機械や精密機器、輸送機などを製造するメーカーになりますし、一方の建築系CADなら建築事務所や設計事務所、ゼネコンやハウスメーカーといったところになります。