CADオペの現在・未来

今度シェアを大きく伸ばす可能性のある「SolidWorks」

これまで工業用のCADというと、オートデスク社による「AutoCAD/LT」が最も主流として扱われてきました。

AutoCADは2DCADが出始めた頃から最も汎用性の高いCAD用ソフトとして世界的に広く使用をされてきました。

おそらくこれまでCADを習得するための通信教材や専門学校に行った場合に最初に教材として使用されていたのではないかと思われます。

しかしここ最近価格が下がってきたとはいえ、当時よりCADソフトというのは大変に高価であることが導入のネックとなっており、誰でも気軽に利用ができるというものではありませんでした。

そこで中小零細企業でも設計に参入をしやすくするため、AutoCADではなく無料でダウンロードと使用ができる「JW-CAD」などのフリーソフトがじわじわとシェアを伸ばしてきたという流れがあります。

中でも無料で使用ができて高性能である「SolidWorks」は3DによるCAD製作を世界的に飛躍させる役割を担ってきました。

今後はますます3DCADの利用頻度が高くなっていくことが予想されるため、新たなCADソフトのシェアが増えていくということも考えられます。

ソフト購入型からクラウド式に変わることの影響

もう一つCAD業界で大きな流れとなってきているのがソフトのクラウド利用が可能になるという点です。

これまではCADソフトは1本あたりの価格が非常に高価であるということから、大勢での作業が必要な大規模プロジェクトでは必要な人員分のソフト使用料を購入しなくてはいけないという問題がありました。

しかし最近ではソフトを買い切るのではなくクラウドサービスとして利用することで月額あたりの料金を支払えばいちいち端末にインストールをしなくても期間内の使用ができるようになるサービスが開始されています。

つまりインストールをしたパソコンのある社内に必ずいなくてはいけないということがなくなり、必要なスペックをそなえたパソコンさえあればどこでも作業をすることができるということになります。

これはCADオペレーターにとっても大きな就業環境の変化となってきます。

現在も既に在宅ワークやSOHOで小型案件を受注するフリーランスの人が増えてきていますが、今後はむしろオフィスではなくそうした自由な働き方をする人員が増加していくことが予想されます。