CADオペの仕事内容

CADオペレーターが必要となる業種

CADオペレーターの仕事の需要は年々高まる傾向にあります。

というのも従来までの「設計」という概念が既にかなり変化してきており、それまでは手作業で職人さんたちが作ってきたような業種でも、パソコンを利用して平均的に製品を作ることができるようになってきたからです。

昔ながらの「設計屋」ということで言うと業務分野となっていたのは「建築」「土木」「電気」「機械工作」といったところまででしたが、近年では「玩具」「石材」「エンターテイメント」といった分野でも当然のようにCADが使用されるようになりました。

これは設計や製図が紙面のような二次元ではなく、直接立体として造形していく三次元のCADが広く普及してきたということも関係しています。

他にも一般の企業などでも3DCADを使用して新しい製品のモデリングをしたりデザインをしたりというようなこともあるため、今後ますます人材としての需要は高まっていくことが考えられます。

逆に言えばそれまでCADオペレーターとして仕事をしてきた人も、求人として「CADオペレーター募集」とあっても全くそれまでとは異なる業務を担当することになるというケースもあり得るということになります。

主なCADソフトと種類について

CADに使用されているソフトとしては、まず最もシェアが大きいのが「AutoCAD」と呼ばれる「Autodesk(オートデスク)社」のリリースするものがあります。

参考>>http://www.autodesk.co.jp/

オートデスク社のCADは一般企業向けにCADが使用されるようになってきたかなり初期から使用されてきた製品であり、実務においても多くの現場で使用がされています。

これからCADオペレーターを目指すために学校に通ったり資格を取得したりする場合にも、まず最初にこのソフトから学習するようになっているのが一般的です。

10年ほど前までは「AutoCAD」やその廉価版である「AutoCAD LT」という2D式のものが広く現場で使用されていたものですが、近年では3DCADが普及してきたこともあり、オートデスクでも3Dに特化した製品が登場してきています。

特にAutoCAD2016など新しいバージョンでは従来までの作成方法による2D式での設計図をそのまま3Dモデルに変換することができるといった移行しやすい環境もできています。

AutoCADの最大のメリットは大規模な建築を行う建設会社から機械工作を行う中小企業まで幅広くニーズに対応できる機能が備わっているということです。

大規模建築などでは一箇所の企業や事務所が全てを設計するのではなく、部分的に専門業者に依頼をするという方法がとられますが、そうした場合に一元的にデータを取り扱うことができるというところから事務所内の製作は他のCADソフトを使用していても最終的にはAutoCADに変換をするためのスキルが必要になるといった場合もあるようです。

いずれにしても初心者から上級者まで安定的に使用できる便利さがあるソフトなのでまずはAutoCADの基本的な使用方法はきっちり覚えておくようにするのが安心です。

設計者との意思疎通が大事

CADオペレーターは設計に携わる仕事の一つではありますが、かといって建築士や電気設計技術者のような高度な技能を求められるわけではありません。

一般的に「CADオペレーター」として求人をされる場合は設計ができるまでのスキルは求められておらず、前述のAutoCADなど一般的なCADソフトを素早く使いこなす技能があるかということだけが必要とされています。

実際の業務においてはどの業務分野に就職するにしてもまずはメインとなる設計担当者としっかり話し合いをして、そこで受けた指示どおりにきちんと図面を作成するようにしていくことが一番の命題となってきます。

また設計においては当初の予定がプロジェクトの進行により追加や削除、修正がなんどもかけられるということが当然のように起こります。

そうした場合に既に作成した部分に不具合が起こらないよう適切に修正をしてくための能力もまたCADオペレーターにとっては必要なスキルとなってきます。