CADオペの大切なこと

自分の判断で勝手に動かないこと

CADオペレーターとしての仕事はあくまでもメインとなる設計者のアシスタントとしての仕事です。

そのため製図を担当するときにはできるだけ自分の個性をなくし、設計者の意図に沿った内容の図面を作成していくようにするということが大事になります。

ただ個性を殺すといっても同じ図面を作成するためにもいくつかの製図方法がありますので、できるだけ後から修正がしやすく、別の担当者が見てもわかりやすい形にしていくということが必要になってきます。

まずは自分がアシスタントをする設計担当者とよく話し合いをして、最初のうちは特にわからない点をわからないままにせず、確認をとりながら仕上げていくようにしておきたいところです。

ちなみにCADオペレーターに女性が向いていると言われる理由もそこにあり、男性CADオペレーターの場合どうしても設計者と違った自分なりの意見や工夫を加えようとする傾向があるようです。

しかしクライアントにしてみれば事前にしっかり設計担当者や営業の人と話し合いをして出した依頼ですので、現場の判断で勝手に内容を変更されてしまってはよい気分にはなりません。

あくまでも自分は裏方なのだということを忘れず忠実に業務を遂行していくという意識を持ち続けてください。

営業担当者との連携が案外難しいということも

CADオペレーターは基本的に設計担当者からの指示を受けてその通りの内容を製図していきますが、既に先行して依頼を受けている時には直接修正などを営業のスタッフから受けるということもよくあります。

設計業務においてはまずクライアントからの依頼を営業が受け、その内容を設計担当者に伝え、それをさらに受ける形でCADオペレーターが聞くという流れになります。

この複数の人を間に挟んだ伝言リレーでは、場合によっては途中で誤解が生じてしまったり、進捗が厳しい内容を引き受けてしまったりということもよく起こります。

特に注意したいのが営業担当者で、実際に現場で製図や設計の作業をしたことがない人が行っているということもよくあります。

技術職でない人が間にいるとどうしても誤解が起こりやすく、勝手な判断で動いてしまったために客先の要望と異なる製品になってしまうということもあります。

まずはしっかり依頼をする相手との意思疎通をはかり、間違いが起こりそうな部分については何度でも確認をとるようにしていきましょう。