設計事務所

設計部分のみを担当する仕事

CADオペレーターの活躍をする場所として最も規模が大きいところとなるのが建築系の仕事です。

私達が住宅や公共施設として利用をしている建物は全て専門の建築家によって設計をされた図面を元に作られています。

大規模建築物の設計図を書くためには専門の知識が必要となるため、日本でもトップ3に入る難関資格と言われている「一級建築士」という国家資格を取得しなければいけません。

規模の小さな建築物を作る場合でも「二級建築士」や「木造建築士」といった資格がなくてはいけないことと定められています。

そうした難易度の高い設計をしていくためには当然建築用CADが使用されていくことになるため、建築士などの設計担当者からの指示をうけながら実際の設計図を作っていくための人材が求められます。

建築のための設計図を作ることを業務とする企業としては、設計事務所や建築会社、工務店といったところがあります。

それらのうち実際の工事施行は行わず設計部分だけを担当していくことになるのが設計事務所となります。

設計事務所は個人で行っている小さなところもあれば、何人もの一級建築士を雇って大きな設計を数多く受ける大企業もあります。

建築事務所でのCADオペレーターはアシスタント職として採用をされることが多く、長く勤務をすることで建築士などの難関資格の取得をバックアップしてもらえたりします。

設計事務所でのCADオペレーターの役割

設計事務所が主に業務として担当をするのは、建築物を作るときの最初の段階にあたる設計図の作成までです。

参考>>http://www.nsjk.com/archi-job/process.html

大小の規模にかかわらず一つの建築物を作っていくためには必ずいくつかの手順をふんでいかないといけません。

小規模な設計事務所が主に担当していくのは個人向けの住宅となっており、そこでは施工主となる個人のお客さんと話し合いをしながらどういった設備をどんな配置にしていくかということを設計担当の建築士がヒアリングをしていきます。

その中で防災面や地域にある条例による制約を加味しながら最も適していると思われる住宅を作っていくことになるのですが、そのための図面をCADオペレーターが作成していきます。

大規模な建築物を担当することもあるような有名な設計事務所になると一人の建築士だけがその物件を担当するのではなく事務所内にいるスタッフ同士で協力をしながら一つの建築物を作っていくための図面作成をします。

CADオペレーターはそうしたスタッフ同士で連携しながら自分の担当部分になる図面の製図をしていくということになります。

よりコミュニケーション能力が高く問われます

工場などでのCADオペレーターの仕事でも他のスタッフとの連携は必要ですが、そうした配管や工場内設備というのは機能が優先となるので基本的な仕様を理解できるレベルになればそれほど作業で困ることはありません。

ですが建築物を設計するという設計事務所での製図作業になると、クライアントとなる個人や法人の人のこだわりや趣味などが反映されていないといけなくなるため顧客満足度の難易度はぐっと高くなります。

基本的なデザインは建築士の人が決めることになりますが、それを予算となるコストの範囲におさえて適切な形で提示をしていくことができるかどうかはCADオペレーターの腕前によって変わってきます。

場合によっては客先との話し合いに参加するということもあるので、より高度なコミュニケーション能力がスキルとして求められる職場と言えるでしょう。